お茶畑と栄西禅師

大井川を渡ると目の前は牧の原台地、台地一面にお茶畑が広がる。静岡茶の茶園1/4を占める大生産地である。


明治維新の時、幕府の瓦解で幕臣は大挙して静岡に移住した。
そのなかで新番組200人余は隊長中条景昭とともに荒地の牧の原台地に入り開墾した。それにつづいて失職した大井川の川越人足33人も加わった。

開墾は苦難の連続で脱落者もでたがやがて近隣農民の開墾も促され牧の原台地は、東洋一の大茶園に変貌した。

栄西禅師の像 大井川


台地の一角にある牧の原公園には、お茶を日本にもたらした栄西禅師(1141〜1215)の像が立っていて大井川を見下ろしている。
(栄西禅師像は、平成13年4月3日の地震で頭部が落下したが、その後、立像は再建された)

栄西は中国(宋)よりお茶の種子を持ちかえり、栽培と喫茶を広めた。「お茶は養生の仙薬、延齢の妙薬なり」と説いた。今日も通用する言葉だ。

    
茶園の後は「お茶の郷博物館」

大茶園の中に、お茶のすべてが体験できる観光施設「お茶の郷博物館」があり、人気を集めている。